海外FXのMT4・MT5比較|違い・対応業者・選び方【2026年版】
海外FXのMT4とMT5の違いを解説。リリース時期・時間足・EA互換性・プログラミング環境・バックテスト機能を比較し、主要業者の対応状況と選び方を公式情報をもとに整理します。
比較基準
本記事では、以下の項目で比較しています。ボーナス額の大きさだけではなく、実際の利用条件まで確認します。
「評価基準」「採点基準」ではなく、比較項目としてご確認ください。
先に結論:MT4かMT5かは何で決まる?
MT4が候補になる人
- 既存のMT4用EAやインジケーターを使い続けたい人
- 利用予定の業者がMT4口座を提供している人
- 長年の運用実績と豊富な情報量を重視する人
MT5が候補になる人
- 新しく取引環境を構築する人
- より多くの標準時間足や分析機能を利用したい人
- MT5用EAやインジケーターを使う人
両方を利用できる人
- 業者が両プラットフォームに対応している場合は併用も可能
- ただしMT4口座とMT5口座は別々になる場合が多い
確認すべきこと
- 利用したいEAがMT4かMT5かどちらに対応しているか
- 希望する業者と口座タイプがどちらに対応しているか
- MT4用EAはMT5でそのまま動かせない点に注意
この記事の目次
- MT4とMT5は何が違うのか
- MT4とMT5の違いを比較表で確認
- MT4がおすすめの人
- MT5がおすすめの人
- 海外FX業者のMT4・MT5対応状況
- EA・インジケーターを使う場合の注意点
- MT4・MT5を選ぶ前に確認したいこと
- よくある質問
- まとめと関連記事
MT4とMT5は何が違うのか
MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)は、いずれもMetaQuotes Software社が開発したFX取引プラットフォームです。MT4は2005年にリリースされ、世界中のFXトレーダーに広く普及しました。MT5は2010年にリリースされ、後継プラットフォームとしてより多くの機能を標準搭載しています。
どちらが優れているかは、利用するEA・インジケーター・業者の対応状況によって異なります。MT5は機能面でMT4の上位互換を意図して設計されていますが、プログラミング言語(MQL4とMQL5)が異なり、MT4用のEAやカスタムインジケーターはMT5でそのまま動作しません。そのため、MT4からMT5への移行が全面的に進んでいるわけではありません。
海外FX業者ではMT4・MT5の両方に対応している業者が多く、口座開設時にプラットフォームを選択できる場合があります。ただし、口座タイプによって対応プラットフォームが限定される場合があるため、口座開設前に公式サイトで確認することが大切です。
MT4とMT5の違いを比較表で確認
| 比較項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| リリース時期 | 2005年 | 2010年 |
| プログラミング言語 | MQL4 | MQL5(MT4との互換性なし) |
| 標準の時間足 | 9種類(M1・M5・M15・M30・H1・H4・D1・W1・MN) | 21種類(M1〜M1(1分足)からMN(月足)まで細分化) |
| テクニカル指標 | 30種類(標準搭載) | 38種類(標準搭載) |
| EA・インジケーター互換性 | MT4用EA・インジケーターが豊富 | MT4用EAはそのまま動作しない(MT5用への移植が必要) |
| バックテスト機能 | 単一通貨でのバックテスト | 複数通貨・マルチスレッド対応の高速バックテスト |
| 経済カレンダー | 搭載なし(外部ツールが必要) | 標準搭載 |
| 対応業者の確認方法 | 口座開設時にMT4口座を選択可能か確認 | 口座開設時にMT5口座を選択可能か確認 |
横にスクロールできます
MT4がおすすめの人
MT4は2005年のリリース以来20年以上運用されており、世界中のトレーダーに普及しているプラットフォームです。以下のような方にはMT4が候補になります。
- 既存のMT4用EAやインジケーターを使い続けたい人:MT4用に開発・購入したEAやカスタムインジケーターは、MT5ではそのまま動作しません。MT4用の資産を活用したい場合はMT4を選ぶ必要があります
- 既存の取引環境を変えたくない人:MT4の操作に慣れており、新しいプラットフォームへの移行コストを避けたい場合はMT4を継続する選択肢があります
- 利用予定の業者がMT4口座を提供している人:口座開設前に、希望する業者と口座タイプがMT4に対応しているかを確認してください
MT5がおすすめの人
MT5は2010年にリリースされ、MT4の後継としてより多くの機能を標準搭載しています。以下のような方にはMT5が候補になります。
- 新しく取引環境を構築する人:既存のMT4用EA・インジケーターを利用しない場合は、より機能が充実したMT5から始めることができます
- MT5用EAやインジケーターを使う人:MT5用に開発されたEA・インジケーターを利用する場合はMT5が必要です
- より多くの標準時間足や分析機能を利用したい人:MT5は21種類の時間足・38種類のテクニカル指標・経済カレンダーを標準搭載しており、MT4(9種類の時間足・30種類のテクニカル指標)より分析機能が充実しています
- 高速なバックテストを利用したい人:MT5はマルチスレッド対応のバックテスト機能を備え、複数通貨でのテストが可能です
海外FX業者のMT4・MT5対応状況
| 業者 | MT4 | MT5 | WebTrader・独自アプリ | モバイル | 最終確認 |
|---|---|---|---|---|---|
| M4Markets | 対応 | 対応 | 公式情報で確認できず | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
| XMTrading | 対応 | 対応 | 対応 | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
| Exness | 対応 | 対応 | 対応(Exness Terminal) | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
| HFM | 対応 | 対応 | 対応(WebTrader・HFM Platform) | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
| AXIORY | 対応 | 対応 | 公式情報で確認できず | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
| ThreeTrader | 対応 | 対応 | 公式情報で確認できず | 対応(MT4・MT5モバイルアプリ) | 公式サイト(2026年10月確認) |
横にスクロールできます
各業者の詳細は以下のページで確認できます:M4Markets・XMTrading・Exness・HFM・AXIORY・ThreeTrader。
EA・インジケーターを使う場合の注意点
MT4とMT5でEA(Expert Advisor)やカスタムインジケーターを利用する場合、以下の点に注意が必要です。
1. MT4用とMT5用の互換性
MT4のEA・インジケーターはMQL4で、MT5のEA・インジケーターはMQL5で書かれています。これらは互換性がなく、MT4用のEAをMT5で動かすにはMQL5への移植が必要です。EAの提供元がどちらに対応しているかを確認してください。
2. EAの提供元が指定する対応環境
EAの提供元(開発者・販売元)は対応プラットフォームを指定しています。MT4対応・MT5対応・両対応のいずれかを確認し、指定された環境で利用してください。両対応のEAであっても、MT4版とMT5版で動作が異なる場合があります。
3. 利用する業者のEA・自動売買に関する規約
EAの利用が可能な業者であっても、取引頻度・注文間隔・同時ポジション数等に制限がある場合があります。また、アービトラージやサーバー遅延を悪用した取引は多くの業者で禁止されています。各社の公式規約でEA利用条件と取引制限を確認してください。スキャルピングの可否については海外FXスキャルピング比較をご参照ください。
4. VPSを利用する場合の確認事項
EAを24時間稼働させるためにVPS(仮想専用サーバー)を利用する場合、VPS環境がMT4・MT5のいずれに対応しているかを確認してください。一部のVPS業者はMT4・MT5向けの最適化されたプランを提供しています。また、業者が推奨するVPSサービスがある場合は、併せて確認することをおすすめします。
5. デモ口座での動作確認
新しいEAやインジケーターを利用する場合は、リアル口座で動かす前にデモ口座で動作確認をすることを強くおすすめします。MT4・MT5のいずれもデモ口座を提供している業者が多いため、本番環境でのリスクを抑えながらEAの動作検証ができます。
MT4・MT5を選ぶ前に確認したいこと
MT4とMT5のどちらを選ぶかを判断する際は、プラットフォームの機能差だけでなく、以下の確認もあわせて行うことが大切です。
- 希望する業者と口座タイプに対応しているか:口座タイプによって利用できるプラットフォームが異なる場合があります
- スプレッドと取引手数料:取引コストはプラットフォームではなく業者と口座タイプで決まります。スプレッド比較の詳細は海外FXスプレッド比較をご参照ください
- 最大レバレッジと銘柄別制限:レバレッジも業者・口座タイプで決まります。詳細は海外FXレバレッジ比較をご参照ください
- EA・インジケーターの互換性:利用したいEAがMT4かMT5かどちらに対応しているかを確認してください
- デモ口座の有無:デモ口座で事前に操作に慣れることをおすすめします
- PC・スマートフォンでの利用環境:MT4・MT5はいずれもPC版・モバイル版を提供しています。利用環境に合わせて確認してください
- 日本語サポートと取引規約:プラットフォームの日本語対応状況や、業者のEA利用規約を確認してください
海外FXのMT4・MT5に関するよくある質問
MT4とMT5はどちらがおすすめですか?
どちらがおすすめかは、利用するEA・インジケーター・業者の対応状況によって異なります。既存のMT4用EAやインジケーターを使い続けたい場合はMT4、より多くの標準時間足や分析機能を利用したい場合はMT5が候補になります。まずは利用したいEAがどちらに対応しているか、希望する業者がどちらの口座を提供しているかを確認することが大切です。
MT4のEAはMT5でも使えますか?
いいえ、MT4用のEAはMT5でそのまま動作させることはできません。MT4とMT5はプログラミング言語(MQL4とMQL5)が異なり、互換性がありません。MT4用のEAをMT5で利用するには、MT5用に書き換える(移植する)必要があります。EAの提供元がMT5対応版を提供しているか確認してください。
MT5はMT4より必ず優れていますか?
いいえ、一概に優れているとは言えません。MT5はより多くの時間足・テクニカル指標・分析機能を標準搭載し、処理性能も向上していますが、MT4の方が歴史が長く、利用可能なEA・カスタムインジケーターの数が豊富という利点があります。利用するEA・インジケーターの対応状況や、業者が提供する口座タイプを基準に選ぶことが大切です。
海外FX業者ならどこでもMT4・MT5を利用できますか?
多くの海外FX業者はMT4・MT5に対応していますが、すべての業者で両方を利用できるわけではありません。業者によってはMT4のみ、MT5のみ、または口座タイプによって対応プラットフォームが異なる場合があります。口座開設前に、希望する業者と口座タイプがMT4・MT5のどちらに対応しているかを公式サイトで確認してください。
MT4からMT5に変更するときに注意することは何ですか?
MT4からMT5に変更する場合、既存のMT4用EA・カスタムインジケーターはMT5でそのまま動作しないため、MT5用の対応版が必要です。また、MT4口座とMT5口座は別々の口座となる場合が多く、資金の移動が必要になる場合があります。業者によっては同一アカウント内で両プラットフォームを利用できる場合もありますが、事前に公式サイトで確認してください。デモ口座でMT5の操作に慣れてから移行することをおすすめします。
初心者はMT4とMT5のどちらから始めるべきですか?
初心者の場合、まずは利用したい業者が提供する口座タイプに対応するプラットフォームを選ぶことが基本です。特に既存のEAやインジケーターを利用しない場合は、MT4・MT5どちらでも取引自体は可能です。MT4の方が歴史が長く情報量が豊富な反面、MT5の方が標準機能が充実しています。デモ口座で両方を試し、操作性やチャート機能の好みで選ぶことも一つの方法です。
関連記事
まとめ
MT4とMT5は、いずれもMetaQuotes社が開発した取引プラットフォームですが、リリース時期・機能・プログラミング言語が異なります。どちらが優れているかを一律に断定することはできません。EAの互換性、必要な機能、業者・口座の対応状況を基準に選ぶことが大切です。
既存のMT4用EA・インジケーターを使い続けたい場合はMT4、より多くの標準機能や高速バックテストを利用したい場合はMT5が候補になります。まずは利用したいEAがどちらに対応しているか、希望する業者がどちらの口座を提供しているかを確認してください。
スプレッドやレバレッジも含めて比較したい方は、海外FXスプレッド比較と海外FXレバレッジ比較をご覧ください。業者選びに迷っている方は海外FXおすすめ比較ランキングや海外FXの選び方もあわせてご参照ください。
更新履歴
初公開。MT4とMT5の機能比較、主要6社の対応状況、EA互換性の注意点、選び方を整理。
情報確認日: 2026年10月14日 / 著者: かなで@海外FXリサーチャー
M4Markets 公式サイトへ
最大1:5000レバレッジ・超狭スプレッド・暗号資産入出金対応